京葉臨海鉄道
蘇我
JRとの授受地点。原則当駅での貨物の発着は無く来たものがそっくり継送される。
千葉貨物から石油タキ積車を連れてやってきたKD602。
千葉貨物(公開イベント時に撮影)
京葉臨海鉄道最大の拠点で、線内各駅から来た貨車をJRの列車別に組成する他、機関区、貨車区、コンテナ荷役線を有する。
構内は中央に上下本線、その両側に上下別の仕訳線や付帯設備がある構造。
機関区の前に集う社機。右は分解整備中のKD604。
貨車区。当駅を経由するタキ、コキや越中島常備のホキ、チキ等の交検を行っている。
京葉市原(公開イベント時に撮影)
通常は列車交換のための信号場として機能している。富士電機、市原埠頭への分岐線があり、臨時で甲種車両、特大貨物の輸送がある。
富士電機内のスイッチャー。
京葉市原〜浜五井
浜五井を通過した甲子からの石油タキ積車。
浜五井に差し掛かる北袖行き石油タキ空車。
浜五井
コスモ石油専用線が分岐しており、半数の列車が当駅折り返しとなる。
浜五井発の石油タキ積車が千葉貨物に向け出発するところ。当駅発のタキは各色の混成だが配合率は時季や列車によって特徴がある。なお、京葉臨海の列車とJRの列車は一対一対応であるとは限らず、浜五井発の一本の列車に複数の行先の車両が含まれていたり、浜五井を別の列車で出た車両が千葉貨物で一本にまとめられてJRに向かったりする場合がある。
コスモ石油から出場する石油タキ積車。通常は浜五井発時刻の約40〜10分前に構内入換が終了し次第出てきて本線に据え付けられるが、編成が長い場合などは踏切を支障するためギリギリに出場してそのまま出発する。
玉前
コンテナ荷役線を有していたが、現在では取扱いが終了した。甲子で入換を行った千葉貨物行きが所定時間まで停車することがある。
玉前〜甲子
玉前以南は国道の脇に設けられた緑地帯兼工場間パイプライン敷設用地の芝生の中を進む。
北袖行き返空編成。
甲子
大阪国際石油精製への分岐があり、1日1本石油の発送がある。当駅での折り返しはできないため前川または京葉久保田発着の列車が専用線に立ち寄り、入換後再び順方向に進む運転形態となっている。
大阪国際石油精製への石油タキ空車。OT車を基本に冬季に黒JOT車が連結される。大阪国際石油精製構内はタキ8連2本を分解せずに充填できる設備となっているため、全長が共通であるタキ43000準保安対策車以降が優先して充当される。
大阪国際石油精製から出場する石油タキ積車。京葉久保田発の貨車に併結する場合は本線上で連結作業が行われる。
甲子〜前川
前川
信号場として機能しており、北袖、京葉久保田発着の列車が交換するほか、甲子で返空貨車を解放した単機が折り返す。
椎津
通常は通過するのみと思われる。
北袖
富士石油への分岐がある。
千葉貨物方の袋線と、京葉久保田方との分岐点を通過する富士石油行き石油タキ空車。編成はJOT車で統一されており、殆どが緑だが冬季を中心に黒が連結され、その中に占める600番台が多いのが特徴。
富士石油から出場する石油タキ積車。浜五井と同様に発時刻の約10分前に出てきて袋線で待機する。
京葉久保田
コンテナ荷役線を有し、主に住友化学関係のコンテナの基地となっている。
かなえ食堂