かなえ食堂

側面行先幕(黒幕、39番ウイング型、準省略表記、上野対応)

準省略幕は96年の600形4次車新製に合わせて製造が始まった幕である。配列は1〜3次車用の39番ウイング型を
踏襲しているが、新町、八景、文庫について神奈川新町等の正式な表記がなされていることが特徴である。
また、側面幕が山側用と海側用に分化し、以降、支線用の矢印表示の左右が車両の方向と合致するよう
作り分けられることとなった。

本品は98年の2100形新製用、及び600形の同年11月改正対応用として製造されたバージョンで、
京成本線の広範囲に600形の直通運用が設定されることに伴い、4を東成田、6を上野に改めている。
41〜44には更なる追加を見越してか空白コマが用意されているが、活用されることはなく
完全表記幕以降では40コマ分の長さに戻っている。